« 2007年6月 | トップページ | 2007年8月 »

2007年7月28日 (土)

出産直後のママとベビー~母子同室がよい訳

出産した後の入院中、ずっと赤ちゃんと同じ部屋でお世話ができること。これがその後のママの育児行動に大きな影響を与えるということが、イギリスの周産期医学の専門家の研究によって証明されているそうです。

詳しくは「子どもへのまなざし」佐々木正美/著 をご覧いただければと思います。

その研究内容を簡単に説明しますと・・・

・出産直後から退院まで母子同室のグループ(実験群)
・出産後にちょっと見せた後、授乳時以外は新生児室でベビーを預かるグループ(普通群)

この二つのグループのママ達の育児行動に、明らかな違いがみられたというものでした。

追跡調査として行われた、子どもの検診の際に

----------

普通群のお母さんは、「さあ、赤ちゃんをこちらにください」と看護婦さんにいわれると、さしだされた看護婦さんの手に赤ちゃんを、さっとわたしてくれる、そういうお母さんが多いということがわかりました。ところが、実験群のお母さんのほうは、「さあ、どうぞこちらに」と看護婦さんが手をさしのべても、診察台まで、自分で連れていこうとするお母さんが多いのです。そして、赤ちゃんの着ている服を、自分でぬがせようとするお母さんが多いのです。普通群のお母さんは、看護婦さんに預けっぱなしでみている人が多い、そして物理的にも心理的にも、実験群の母親よりやや客観的にみているのです。

----------「子どもへのまなざし」(佐々木正美 )より

なにげない行動の違いのように思われるかもしれません。でも、この行動が「無意識」に行われるという点に、私は注目しました。というより、感銘してしまいました。この行動から、同室のママ達のほうがベビーに、より愛着を感じているということがうかがえるような気もします。

一方で、10ヶ月間もお腹の中にいたわが子と、生まれた途端に分かれ分かれにさせる。こんな不自然なことが堂々と行われていることに納得がいかない思いでいっぱいです。

chiiが、上の子二人を出産した産婦人科では、たまたま母子同室でよかったのですが、多くのママさんのお話から「どうして新生児室に預けずに自分のそばに連れてこなかったんだろう」と後悔されているのを知りました。初めての出産で右も左も分からず、言われるまま流れにまかせて、「ベビーは新生児室に預けるものだ」と思いこんでしまう。そういう産婦人科のシステムの弊害を少しでもなくすことができないかなぁ、と強く感じています。せめて、出産したばかりの何も分からないママさんには、「一緒に同室にしますか?つらい時だけ預かりますよ」というくらいの選択肢をあげて欲しいと願っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年7月20日 (金)

出産時の常識?

出産の時に、産婦人科ではごく普通に行われている事・・・。

剃毛や浣腸、会陰切開など。これらのことは本当に必要なことだと思いますか?

助産院や自宅出産では、こんな処置は全く行われません。

上の子二人を産婦人科で産んだときは、本人の意思を聞くこともせずに、当たり前のように、行われました。

なので、生まれてきた子も血まみれでした。

そりゃそうですよね、会陰切開されているのですから。それに対して、助産院で生まれた3番目の子はきれいなものでした。生れ落ちてすぐに、胸に抱いてご対面。きれいにするためにさっさと連れ去られるということもなく、へその緒をつけたまま、ずっと抱っこできるんです。その時間にぶわーっと子供への愛情が湧き出てくるのが感じられた気がします。

もちろん上の子たちへ愛情が湧き出なかったということではありません。でも、その出産直後に、自分の中で特別な何かが起こっていたということには間違いないと思います。そう断言できる特別な瞬間でした。

会陰切開で産後に痛い思いをせずに済んだことよりも、その点がよかったと感じています。

さて、出産時の常識にお話を戻しましょう。

「WHO(世界保健機構) 出産科学技術についての勧告」

この勧告に、はっきりと記されています。

-----
・剃毛と出産前の浣腸は必要がありません。

・会陰切開を慣例的に行うことは、正当ではありません。他の方法による会陰部の保護が検討され、行われるべきです。
-----

つまり、これらのことは「病院の都合でやっている」に過ぎないのです。

初めての出産で、何も分からないと「病院の都合」が正しいことだと思ってしまいますよね。たとえそれがいやな事でも。

もし、いやだと思われるのなら、少し勇気を出して、先生や助産師さんに聞いてみられる事をおすすめします。ただし、何も知識を持っていないと丸め込まれるかもしれません。自分でもある程度、勉強された方がいいと思います。下記のサイトがおすすめです。妊娠出産について、とても詳しく・深く学べると思います。上記のWHOの勧告も掲載されていますのでぜひ、読んでみられてくださいね。

Reborn60set

REBORN

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年6月 | トップページ | 2007年8月 »